LS055R1SX03とLS055R1SX04

LS055R1SX03とLS055R1SX04の互換性の問題についてですが、Chitu Systemでも公式で互換性についての言及がありましたので緩ーく紹介します

今までは電子機器の設計者としての見解として互換性があるある言っていましたし、実際つないで問題なく動作していたのですが、Chitu Systemの公式の情報としてはChitu Systemには3世代あり、それぞれで対応が異なるとのことです。

  • ChiTu L V1 (Anycubic Original)
  • ChiTu L V2 (Mars Mars Pro)
  • ChiTu L V3 (Creality LD-002R)

このうちChiTu L V1の場合はX03 から X04 に変換するアダプター使用することでX04 が動作可能とあります。基本的にこのアダプターを入手してみたのですが、90度曲げる+ピンアサインの調整をするアダプターという認識で問題なさそうです

ChiTu L V2およびChiTu L V3の場合X04が直接接続可能と書かれています。

でも実際には、ElegooがAmazonなどで販売している、Mars用LCDはX04にX03アダプターが添付されているのでMarsはChiTu L V1機となっているのではないかと思われます。

以上のことから、やはりLCD交換時にはElegoo Mars用を準備すればX03変換アダプタ―も含まれているためX03機 X04機すべてに対応可能なので、一番間違いがなさそうです。

Chitu公式では、アダプター使用時の注意点として、逆接続すると、LCDもマザーボードも壊れちゃうよと情報として挙がっているので、アダプター使用時には皆さん注意して接続しましょう。そもそも逆にも刺さるんですねこれ・・・

画像はChitu System公式から拝借
画像はChitu System公式から拝借

https://shop.cbd-3d.com/knowledge-base/troubleshooting-brand-new-sharp04-lcd-screen-is-not-workable/

※改造するとメーカーのサポート等は受けられなくなる恐れがあります
ご利用は計画的に

SQ-1 Mono化への道

Elegoo Mars2 Proの発売以後、各社のLCDがMono化されている機種が増えてきており、情報を集めていましたが、nanoDLPのForumでも動作実績が出てきているようです。
各所の情報を見る限り、LCDの交換のみでとりあえず動作するが、画像が横方向に伸びる、ひずむといったレビューが出ていましたが、RGBドライバベースで作られているので、横方向の解像度を1/3して設定することで正常に動作することができるといった有力な情報が出てきました。

https://www.nanodlp.com/forum/viewtopic.php?id=2541

LCD自体はまだまだ流通量は少ないもののAliexpressでChituSystem公式ストアからZX608HG524972が購入が可能なようなので、そちらから購入を検討しています。発見当初LCDのみで保護ガラスがないのかと思い購入を悩んでいたのですが、商品詳細説明の写真よく確認してみると、なんとガラスが張り付いた状態だったのです。それもSQ-1と同じLS055R1SX04を搭載しているMars Pro(Chitu L V3)でスワップ+ファーム更新で使用可能とのことですので、サイズはSQ-1と同サイズのようです。

Elegoo Mars2 Pro

Elegoo Mars2 pro が発表されてしばらくたちますが、いろいろなところでレビュー記事が上がってきていますので、当ブログではほかと違った視点での比較をしていきたいと思います。

まず、Mars ProからMars2 Proへの変更点の一番大きな点としてLCDのMonocrome化があるかと思います。そこに着眼して比較していきたいと思います

XY解像度: 

Mars2 Pro
型番非公開
NOVA 3d Bene4 Mono
型番非公開
Chitu System
ZX608HG5249727
出力サイズ130.56×82.62×160130x80x150130.56×82.62
XY解像度2560*16202560*16202560*1620
LCDサイズ6.086.086.08

Nova3D Bene4 Monoについては公開情報が少数以下省略されていることもあり、完全に一致しているとは言えませんが、多くのSLAプリンターで利用されているChituSlicerの製造元である深センの中でもSLAの草分け的なChituSystemの標準的なLCDともいえるものとスペックが酷似しています。
というかおそらくそのまま組み立てたものとみて問題ないでしょう。
AliexpressあたりにはChituSystemのマザーボードやLCDも販売されているので、Mars2ProやBene4今回のひかくひょうには上げていませんが、Photonもこの互換品であると考えられます。

https://ja.aliexpress.com/item/4001080757568.html

私の持っているSQ-1の場合はこれに当てはまらず、単純なnanoDLP互換機なので別のお話です。

おそらくSaturnについてはChituSystemの8.9インチモノクロ液晶が使われていることでしょう。

カラー液晶の機種は多くの機種でChituSystem標準のLS055R1SX04もしくはLS055R1SX03が利用されていました。現在はLS055R1SX03は製造メーカでの廃盤となっており、LS055R1SX04しか入手できません。ではLS055R1SX03の機種用のLCDはどうなったかというと、90度の変換アダプターを用意して、LS055R1SX04を使用しています。
この2つのLCDの違いはフレキケーブルの先端が90度曲がっているかどうかの差で仕様上LCDの差はありません。

各社のLCD価格比較(おそらくすべてLS055R1SX04もしくはLS055R1SX03)

見た感じPhotonとMarsだけがLS055R1SX03でそれ以外はLS055R1SX04の様子です。
おなじものなのに結構価格差ありますねー。万能なのはElegooさんのMars用が万能です。
一見違うものに見えますが、SQ-1のサムネは5.5インチにも8.9インチが表示されてます・・・・。

カラー液晶機LS055R1SX04互換兄弟と思われるもの(仕様上同一のもの)
個人的な価格比較用に並べています。

各社価格はまちまちですが、ほぼ同一仕様で、ステージやレジンタンクの仕様が若干違うので、正直どれかっても同じかと思います。制御用LCDを比べるとほぼChituSystemオリジナルそのままでSQ-1だけnanoDLPオリジナルそのままの印象です。
迷ったら・・・・今の私ならMarsProかMars2Pro進めます。純正消耗品が一番やすいので。
どこまで異色なんだSQ-1、そして改めて並べるとたけーよ・・・orz

Mono系は出始めなのでAmazonではほとんど出品されていないので、物が増えてきしだいまた更新していくとします。

※改造するとメーカーのサポート等は受けられなくなる恐れがあります
ご利用は計画的に

MonoLCDモデル

ここ最近続々と発売されてきているMonocrome LCDモデルのDLP機が気になっています。

代表的な機種では
Elegoo Mars2 Pro SK Special Edition_EGM2PSK
NOVA3D BENE4 MONO
NOVA3D Elfin2 Mono SE
あたりが手軽に手に入りそうです。

Nova3D のLCDのスペック
 2560 * 1620 ???インチ Color
130 x 70 x 150mm

Nova3D MONO のLCDのスペック
 2560 * 1620 6.08インチ Mono
130 x 80 x 150mm

Elegoo Mars ProのLCDスペック
 2560*1620 5.5インチ Color
 120(幅)×68(奥行)×155(高さ)mm

Elegoo Mars2 ProのLCDスペック
 2560*1620 6.08インチ Mono
13.056(幅)×8.262(奥行)×16(高さ)cm

ということなので想像ですがほぼ同じものが搭載されてきていると考えられます。
これまでのながれからしてChituSystemsあたりのLCDでしょうかね。これからは6.08インチが標準になっていくのでしょうか?

SQ-1のLCDは5.5インチなので、素直に置き換えは難しそうなのですが、おなじMipiコネクタなので
外形サイズが一緒であればあわよくばとか思いつつ何とかならないものか妄想中です。
余白部分で処理してくれているといいなぁ

というのもMarsProとMars2Proがほとんど同じっぽいので。

https://ja.aliexpress.com/item/4001080757568.html?


ChituBox

SQ-1をはじめとするnanoDLPとChituBoxと一緒に使っていると不満が出てきます。
Chituboxでスライスした場合、出力されるファイル形式がSTLではなくSLCなので、3DViewの対象とならないのです。

GrassはSTLでSpooはSLCでアップロードしたのですが、緑の3Dマークが消えてしまってるのがわかるかと思います。サムネ用にUPしたのでステータスがSlicingなのは無視してください

この3DViewerが意外と便利な代物でブラウザだけでSTLの3DViewが確認できるのですが、Chituboxでスライスしてしまうと、見えなくなっちゃうのです。

対策としてはChituboxのスライス出力は使わないです。通常通り読み込んで、サポートをつけたり向きを変えたりには使えますが、この大きなスライスボタンは無視です。

スライスは無視して、左上の三本線をから別名を保存を選択。

任意の名前をつけて「STL」形式で出力されます。NanoDLPにはこのSTLファイルを持っていくことで方向や、サポートをつけたデータでも3DViewが可能になります。

以上、ちょっとしたテクニックでした。

※改造するとメーカーのサポート等は受けられなくなる恐れがあります
ご利用は計画的に